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機動警察パトレイバー 2 the Movie
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=== 評価・影響 === 本作品は[[富野由悠季]]による『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』を絶賛する押井からの、ある種の回答やテーマに関する呼応の意味が込められていることが、同人誌『逆襲のシャア友の会』における[[庵野秀明]]との対談で告白されている<ref>『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会』、1993年12月30日発行、庵野秀明・編、ハッピー興行新社、P21、59、63</ref>。押井が他人の映画を、ほぼ手放しで褒めることは極めて稀なことであるが、押井との対面時にそれを告げられた富野は、同じく庵野との対談で「お世辞だと思って聞き流した」と語り、これに関して庵野は「あの人(押井)はそんなに世渡りが上手くないです」と言い加えている<ref>『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会』、1993年12月30日発行、庵野秀明・編、ハッピー興行新社、P92</ref>。 [[宮﨑駿]]は当時、押井作品を多く鑑賞しており、その度に不満を口にしてきたが、本作品では一転して高評価している。どうやって作ったのか考えたくなくなるほどの映像表現に感心し、同じジャンルで競合するのは辞めようと話している。さらに「とても見応えがあった、語り口の巧みさも本当に抜きん出ていた」と評価する一方、冒頭では発砲すべき、犯人はつまんなかった、疑問に思ったことが作中の人物の口から語られてしまって、自分は何も言えなくなる、などの意見も述べている<ref>アニメージュ叢書『すべての映画はアニメになる』(押井守著、pp.244、宮崎との対談)</ref>。 監督である押井守は、本作を「物語を無くした論文みたいな映画」と評し、「自分で観てもそんなに面白くない」と語っている<ref>『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 友の会』、1993年12月30日発行、庵野秀明・編、ハッピー興行新社、P68</ref>。また、1995年に[[地下鉄サリン事件]]との類似性・事件に対しての先見的な描写が注目を浴び、それを指摘された際に押井は「アレには本当にまいった。こんなことが起きるとは全く想定していなかった。ああいう事は妄想で終わる事に価値がある。実際のテロは妄想よりも遥かに人間臭くて、惨めったらしくて、要するに卑俗なもんですよ」とコメントしている<ref>[[雑草社]]刊「[[ぱふ]]」1995年12月号「GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊 劇場公開直前SPECIAL」p.65より。</ref>。 押井作品ファンとして知られる[[ジェームズ・キャメロン]]が『[[タイタニック (1997年の映画)|タイタニック]]』のキャンペーンのため来日した際、本人の希望により[[大友克洋]]と押井3者での会食が設定された。屋形船でおこなわれたその席で、[[隅田川]]の[[勝鬨橋]]を目にしたキャメロンは「パト2でヘリコプターで爆撃されて吹き飛んだあの橋だ」と狂喜したという<ref>[[徳間書店]]刊「[[アニメージュ]]」1998年1月号「BANDAI VISUAL'S 2001:an animation odyssey -バンダイビジュアルの野望-」27Pより。</ref>。
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