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攻殻機動隊
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=== 技術 === ; [[電脳化]] : 脳に[[マイクロマシン]]などを埋め込み、人間の脳とコンピュータネットワークを直接接続したバイオネットワーク技術。 : 脳そのものを機械に変えてしまうことも電脳化と呼び、制御ソフトを導入するタイプの高性能な義足・義手などはこの電脳化を施す必要がある。 : 無線通信、有線通信、情報の視覚化など現在のパソコンのようなことができるようになる他、バーコードリーダーなどによって記されたデータの読み取りも可能となる。電脳化していない者が電脳通信を行う際には旧来のデスクトップPC、または携帯端末などの通信機器が必要になる。 ; [[攻性防壁]] : 外部からの有害な情報やハッキング行為を遮断、同時に相手に攻撃するセキュリティ機能。軍事または政府機関以外の使用は法律で禁止されている。 : これにより電脳を焼かれて死亡するケースもある。 ; {{Anchors|身代わり防壁}}身代わり防壁 : 対攻性防壁のデバイス。U字形で首の後ろにある端子につけて使用するものや、ウエストポーチに入った箱型のもの、円柱状で、その側面から伸びたケーブルにシステムを繋げて使用するものなどが描かれている。この道具を通しての通信であれば、攻性防壁による攻撃を受けてもこれが身代わりになってくれるため、攻性防壁が張り巡らされた危険なシステムや、軍事機関、政府機関等にハッキングする際に使うことがある。攻性防壁の攻撃を受けると焼けてしまうため、身代わりとして機能するのは1回限りである。『[[攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX]]』第6話「模倣者は踊る / MEME」にてこのシステムを草薙が使用し、攻性防壁からの攻撃を回避した。原作では、洗脳を行っている施設の警備をしているサイボーグが使用。アクティブプロテクトとも呼ばれている。 ; {{Anchors|防壁迷路}}防壁迷路 : システムや電脳に不正アクセスしてきた[[ハッカー]]等を防壁内に取り込んでしまい、システムや電脳を守るプログラム。ただ防壁に取り込むだけで時間稼ぎにしかならない低度な物から、かかった者に幻覚([[バーチャルリアリティ|擬似現実]])を見せる高度な物まで存在する。 ; [[義体化]] : 本作世界における[[サイボーグ]]技術。義手、義足、人工臓器の概念を全身に拡張、草薙のように、脳と基幹神経系だけを残してほぼ全身を人工物に置換したり(完全義体化)、逆に電脳化を行わず肉体だけ義体化することも可能。生身の人間を越える運動能力を持つサイボーグは「戦闘サイボーグ」と呼ばれており、専用[[ソフトウェア]]による格闘・射撃などの能力強化も行われている。そのため負傷や障害が無い健康体にもかかわらず、そうした特殊能力を求めて義体化を行う者も多く義体化を推進している国家や団体が存在する。その一方で電脳化と共に義体化に反対する者たちもおり、過激なテロ行動に出る組織や義体化・電脳化の禁止を第一に挙げる宗教も存在する。義体はそのほとんどが人間型の物であるが、中には半世紀以上前のSF小説に登場するようなロボット型のようなものも生産されている。 ; [[ロボット]] : 人間同様の外観や能力を持つロボット、[[人造人間|アンドロイド]]や[[ガイノイド]]も実用化されており、[[メイド]]や愛玩用として販売されたもののモデルチェンジなどで捨てられたロボットが野良化するまでになっている。また電脳技術によりロボットを自分の体の様に遠隔操作するデコット(デコイとロボットの合成語)や、セボット(センチメートル級ロボットの略語)なども登場している。 : アンドロイドの血液は白いタイプと、アンテナ効果や磁気の影響も考えて鉄分を多く含む赤色のタイプが存在する。 : なお、サイボーグとロボットの決定的な差異は、ゴーストの有無である。 ; [[人工知能]](AI) : 劇中では[[暗号]]化技術のサポートや先述のロボットの頭脳が普及している。また、現代の[[スーパーコンピュータ]]に相当する、大規模人工知能「α型人工知能(デカトンケイル)」などが登場している。 ; {{Anchors|ゴースト}}ゴースト : あらゆる[[生命]]・[[物理]]・[[複雑系]]現象に内在する[[霊]]的な属性、現象、構造の総称であり、包括的な概念である。作中においては主に[[人間]]が本来的に持つ[[自我]]や[[意識]]、霊性を指して用いている。 : 要約すると人間の肉体から生体組織を限りなく取り除く、あるいは機械で代行していった際に、自分が自分自身であるために最低限必要な物、又はその境界に存在する物こそゴーストであり、生命体の根源的な魂とも表現できる。しかし厳密な意味ではゴーストは構造や複雑さ、効果において同一ではない包括的な概念であり、その構造や機能で人間のゴーストと区別しなければ森羅万象にゴーストはあるとされている。 : ゴーストは上下方向に無限の階層構造を持っており、その中に[[意識]]・[[無意識]]・[[自我]]などのレベルが存在するが、上部に完全支配されている訳ではなく、相互に連結しながら上部構造が緩やかに下部構造を総体としてまとめている。[[脳科学]]の見地からは、[[大脳]]と[[視床下部]]の活動に大きく影響しているとされている。 : 作中では、ミクロな意味合いでの[[遺伝子]]やマクロな意味合いでの[[ガイア理論]]を持ち出すことで、個人・集団とは異なる第三の主体としてこのゴーストという概念を上げている。人間という現象をゴーストを通じた複雑系が織り成す現象へと還元することで、[[攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX#用語|スタンド・アローン・コンプレックス]]をも定義している。 : なお作中においては[[脳科学]]や電脳化、[[霊能者]]の研究が進み、一般的に認識されるようになっている。 ; {{Anchors|ゴーストの囁き}}ゴーストの囁き : シリーズ全般において、主に人間(サイボーグ)が事前に、あるいはその場で行動すべき最良の手段を本能的に嗅ぎ分ける直感的な能力として位置付けられている概念。作中で草薙がよく口にするセリフであるが、その場合は犯罪の匂いをいち早く察知する感覚や本能(俗にいう刑事の勘)といった意味合いである。 ; {{Anchors|ゴーストハック}}ゴーストハック : ゴーストを活用した[[サイバー犯罪]]行為で、電脳乗っ取りなどと訳される。人間の脳をコンピュータ、もしくは、[[コンピュータネットワーク|ネットワーク]]端末のように扱えるようにした電脳に対して、[[ハッキング]]あるいはクラッキングすること。他人の電脳に侵入、義体を含む体(人造の機械の[[体]])の自由を奪う、コントロールする、[[記憶]]を操作するなどの影響を与える<ref>『S.A.C. 2nd GIG』第1話より</ref>。[[ファイアウォール]]状の攻性防壁で阻止または時間を稼げる。またゴーストハックを行う[[コンピュータウィルス]]も存在する。この行為は重罪であり、発覚すれば[[終身刑]]級の極刑が課せられる。 ; [[光学迷彩]] : 特殊な光学技術を応用して、使用者の姿を光学的及び熱領域レベルまで視覚的(一部電子情報的)に[[カモフラージュ]]する事が可能な技術、及びそのシステムの総称。視覚的には透明であるが、当然使用しても実体はなくならないので、音や加圧(重量)で察知される事もある。また、高湿度や埃のある環境下では著しく効果が損なわれる。その特性上、一部の政府機関(6課や9課)への配備や、使用禁止箇所(重要政府機関内など)が厳しく定められている。 : 作中には、「京レ」製「隠れ蓑」(全天候型2902熱光学迷彩服)や同社製3003式熱光学迷彩、17式光学迷彩といった人間が身につける製品が出てくるが、それ以外にも様々な用途に応じた物(車両、戦車、タンク)に施す物など幾つかある模様。『[[攻殻機動隊 S.A.C. Solid State Society]]』にて、宗井仁議員の本拠地である聖庶民救済センターに突入するシーンで、警備サイボーグと屋上対決したトグサが身に纏っていたのは東セラ製の3302式新型光学迷彩{{Efn2|3302式は「隠れ蓑」とは呼ばない。}}。 ; {{Anchors|IRシステム}}IRシステム : Infra-red(赤外線)の略。[[Nシステム]]を含めた公安監視網システムのこと。日本全土に張り巡らせてある監視カメラによって、犯罪者や被害者の現在位置を探索することができる。『攻殻S.A.C.』シリーズの日本では、強力な公安監視網が構築されている<ref>[[ホビージャパン]]『攻殻機動隊 S.A.C.2nd GIG Visual book』P.75 より</ref>。 : <br> ;『攻殻機動隊 ARISE』 ; ドクトル・バケルの緊急医療システム : 全身義体サイボーグの生命維持装置を、救急医療の現場で死に頻している人間のために使用する救命救急行為のこと。素子の母が化学兵器テロで死亡した際、その胎内に居た胎児の素子に対してこの行為が行われ、命を繋ぎ止めることができた。 ; ドミネーション、ドミネ : 広いエリアにおける対象の電子機器(電脳は含まれない)を強制的に支配下に置くこと。実行には多大な計算資源が必要。作中では交通網制御AI、立てこもり場所となった大使館の電力網や通信設備、テロ発生場所周辺の店舗のセキュリティへの強制介入などを行っている。
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